プラごみ汚染根絶に向けた条約 日本の指導力に期待

記事のポイント


  1. 法的拘束力のあるプラスチック条約を制定するための国際交渉が始まる
  2. 生産段階も含めた包括的な条約づくりのため、日本のリーダーシップに期待
  3. 国連事務総長が各国に「プラスチックの蛇口を閉めよう」と呼びかける

プラスチック汚染を終わらせるための国際条約策定に向けた第1回政府間交渉委員会(INC-1)が、11月28日から5日間にわたりウルグアイで開催された。2024年末までに法的拘束力のある国際文書(条約)をまとめるための会合だ。世界初のプラスチック汚染対策に向けた条約制定を目的に、150カ国を超える国連加盟国、国際機関、NGOなど約2300名が参加した。どのような話し合いが行われたのだろうか。(オルタナ編集委員・栗岡理子)

インドネシア・バリ島のビーチに散乱するプラスチックごみ(© Made Nagi / Greenpeace)
環境にやさしい暮らしを考える

栗岡 理子(編集委員)

1980年代からごみ問題に関心をもち、活動しています。子育て一段落後、持続可能な暮らしを研究するため、大学院修士課程に進学。2018年3月博士課程修了(経済学)。専門は環境経済学です。執筆記事一覧

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キーワード: #SDGs

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