記事のポイント
- 気候変動に悪影響を及ぼす業種への「広告規制」が強化されだした
- オランダでは2024年に世界初となる食肉業向けの広告規制を施行する予定
- 国内の広告規制は弱いが、グローバル展開する企業は先んじた対応が迫られる
タバコやアルコールは健康に悪影響を及ぼすとして、広告活動に規制が設けられてきた。最近では、気候変動への悪影響を理由に、広告から締め出される業種も出始めた。化石燃料を扱う企業が中心だが、オランダでは食肉業向けに広告規制が設けられる予定だ。これについては賛否も出ているが、どこからがNGなのかという線引きも時代とともに変わっていく。(伊藤 恵・サステナビリティ・プランナー)