「アンモニア混焼は石炭の延命措置」、アジアのNGOが訴え

記事のポイント


  1. 日本政府はアジア各国で水素やアンモニアの混焼を推進する
  2. だが、化石燃料と混焼させることから、CO2削減効果には疑問が残る
  3. インドネシアやフィリピンのNGOは「化石燃料産業の延命に過ぎない」と批判した

FoEJapanなど環境NGO5団体は2月3日、院内集会「『GX戦略』はアジアの脱炭素化に貢献するのか」を開いた。日本政府は「アジア・ゼロエミッション共同体」構想を掲げ、アジア各国で水素やアンモニアの混焼を推進しようとしている。インドネシアやフィリピンの環境NGOは「『排出対策』という名目で、化石燃料産業の延命をしているに過ぎない」と批判した。(オルタナ副編集長=吉田広子)

院内集会「『GX戦略』はアジアの脱炭素化に貢献するのか」で
yoshida

吉田 広子(オルタナ副編集長)

大学卒業後、米国オレゴン大学に1年間留学(ジャーナリズム)。日本に帰国後の2007年10月、株式会社オルタナ入社。2011年~副編集長。執筆記事一覧

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キーワード: #脱炭素

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