バンコクに避難勧告、現地日本人らソーシャルメディアで情報交換

50年に1度と言われる記録的な大雨による洪水。事態収束のめどはたっていない

タイの洪水が首都バンコクにも被害をもたらし、拡大の一途をたどっている。23日深夜には、首都北部ドンムアンなど6地区で24時間以内に浸水が80センチに達する恐れがあるとして、約9万5000人に避難勧告が出された。

しかしタイ政府、バンコク都政府とも混乱している模様で、情報が錯綜している。現地の日本人はツイッター(#タイ洪水情報または#タイ洪水)やフェイスブックを通じて情報交換しており、「タマサート大ランシット校の避難所付近が浸水2メートルで送電が止められたと言う情報があります」「ナワナコン前の歩道橋は避難する近隣住民でいっぱい」などの状況が流れている。

浸水は1カ月に及ぶ可能性があり、長期戦の様相を呈している。また、タイだけでなく隣国のミャンマーやベトナム、カンボジアでも大規模な洪水となり、死者が発生している模様。(オルタナ編集委員=関口威人)

editor

オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

執筆記事一覧
キーワード:

お気に入り登録するにはログインが必要です

ログインすると「マイページ」機能がご利用できます。気になった記事を「お気に入り」登録できます。
Loading..