エゴからエコへ(73)
少子化政策があまりにズレている。本当に少子化を止めたいと思っているんだろうか。根本的になぜ若者が子どもを産めないかが、政府はわかっていない。子どもを育てていく自信がないからだ。「二人なら、少しは貯金もできてたまには旅行にも行ける。
でも、もし子どもを産んだら、そしてその子を大学まで行かせようと思ったら、それらの蓄えをすべて養育費に回してもおぼつかない」「いま、子どもを少しでもいい学校に行かせようと思ったら、塾は必須。公立の進学校に通っていてもたいがいの子は塾に行っている。