レジ袋は再び無料になるのか、法律に3つの抜け道がある

記事のポイント


  1. 2020年7月からレジ袋は有料化されたが、無料レジ袋を配布する店がある
  2. 現在でも無料レジ袋を配れる法律の「抜け道」が3つある
  3. バイオプラのレジ袋は無料配布が可能、しかし無料が広がるかは不透明だ

2020年7月のレジ袋が有料化から3年が経過した。有料化の目的として政府は海洋プラスチックごみの削減や地球温暖化対策、さらに消費者のライフスタイルの変革をあげている。しかし、レジ袋を無料で配布している店舗もある。法律に3つの「抜け道」があるからだ。オルタナ客員論説委員の財部明郎氏がこの法律の抜け道と、今後のレジ袋のあり方について解説する。

レジ袋の有料化から3年経過したが、法律の抜け道があった
takarabeakira

財部 明郎(オルタナ客員論説委員/技術士)

オルタナ客員論説委員。ブロガー(「世界は化学であふれている」公開中)。1953年福岡県生れ。78年九州大学大学院工学研究科応用化学専攻修了。同年三菱石油(現ENEOS)入社。以降、本社、製油所、研究所、グループ内技術調査会社等を経て2019年退職。技術士(化学部門)、中小企業診断士。ブログでは、エネルギー、自動車、プラスチック、食品などを対象に、化学や技術の目から見たコラムを執筆中、石油産業誌に『明日のエコより今日のエコ』連載中

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キーワード: #脱プラスチック

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