記事のポイント
- エコリカは使用済みインクカートリッジを回収・リユースして販売する
- 2003年から累計約2億個を販売し、純正品を含む市場シェアは3位に
- 販売1個につき1円を環境NGOに寄付し、累計額は1億円を超えた
サステナブル・セレクション 三つ星企業紹介
エコリカ(大阪市)は、使用済みインクカートリッジを家電量販店の店頭などで回収し、製品にリユースするシステムを国内ではじめて確立した。2003年の創業から約2億個を販売し、メーカー純正品を含む市場シェアは3位を占める。製品1個につき1円を環境NGOの世界自然保護基金(WWF)ジャパンに寄付する活動も続けており、その累計額は1億円を超えた。宗廣宗三社長は「リユースが当たり前になる社会をめざす」と話す。(オルタナ副編集長・長濱慎)