CSVの元祖、ネスレの包括的CSRプログラムとは――下田屋毅の欧州CSR最前線(37)

下田屋毅
サステイナビジョン代表取締役
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在ロンドンCSRコンサルタントの下田屋毅氏

共通価値の創造(CSV: Creating Shared Value)と聞いて思い出すのは、その提唱者としても知られるハーバード大学マイケル・E・ポーター教授だろう。しかしCSVという名前を企業として最初に世の中に出したのは、ネスレのようだ。(在ロンドンCSRコンサルタント・下田屋毅)

今回スイス・ネスレ本社広報マネージャーのヒラリー・パーソンズ氏にネスレのCSV・CSRについてロンドンで話を聞いた。欧州スイスを本社とするネスレがCSVをどのようにとらえ、また、CSRを推進しているのか、彼女との対話を元にお伝えしたい。

ネスレは、自社のCSR活動の一環としてCSVを2006年から実施しており、マイケル・E・ポーター教授らが提唱するよりも歴史は古い。

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下田屋毅
サステイナビジョン代表取締役
在ロンドン CSR コンサルタント。大手重工業会社に勤務、工場管理部で人事・総務・教育・安全衛生などに携わる。新規環境ビジネス事業の立上げを経験後、渡英。英国イーストアングリア大学環境科学修士、ランカスター大学MBA。欧州と日本の CSR の懸け橋となるべくCSR コンサルティング会社「Sustainavision Ltd.」をロンドンに設立、代表取締役。ビジネス・ブレークスルー大学講師。

2014年4月23日(水)12:29

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