LA初マーケットバッグに脚光 APOLIS(文・生駒 芳子)

■オルタナ本誌58号「エシカルファッションの旗手たち」から

世界で活躍するアーティストとコラボした「APOLIS MEETS ART」シリーズ。LAをベースに活動するグラフィックデザイナー・ジェフ・マクフェトリッジ氏とコラボした「APOLIS + Geoff McFetridge マーケットバッグ」 (10800円)

LA初マーケットバッグに脚光 APOLIS (文・生駒 芳子)

「正しいエシカル・ブランドの作り方」という法則があるわけではないが、15年前にLA(ロサンゼルス)で生まれたエシカル・ライフスタイル・ブランド「APOLIS」(アポリス)は、エシカル・スピリットをビジネスに結び付けるまさにお手本的存在といえる。

アウトドアメーカー「パタゴニア」創業時に、創設者イヴォン・シュイナード氏が、「利益のためにビジネスをするのではなく、革命を起こすためにビジネスを始める」、と言ったことは記憶に新しい。

まさしくエシカル・ビジネスのパイオニアとも言えるシュイナードのこの言葉は、そのまま「APOLIS」の姿勢にも当てはまる。ファッションを通じてアパレル産業に社会変革をもたらすことこそが、「APOLIS」の最大のミッションであると、創設者の二人、ラーン・パートンとシェー・パートン兄弟は表明している。

企画・デザインを担当するクリエイティブ・ディレクターのラーンと、生産管理や経営を担当するシェーが、2004年に「APOLIS」を設立。2人は世界中を旅し、とりわけ開発途上国の経済発展の橋渡しになるためのビジネスモデルを作ることを思い立ち、その情熱こそがブランド開発の原動力となっているという。

ブランド名「APOLIS」は「地球市民」を意味し、「慈善事業ではなく、ビジネスの力で未来を切り開き、社会を変えたい」と宣言。開発途上国の雇用を生むためのビジネスモデルを考案し、トレーサビリティやフェアトレードに取り組み、さらには、オーガニックコットンなど厳選されたエシカル素材を使用してコレクションを構成する。

*この続きは雑誌「オルタナ」58号(第一特集「SDGs時代の地域金融」、9月30日発売)に掲載しています。

生駒 芳子
雑誌VOGUE、ELLE を経て、2004年よりmarie claire の編集長を務める。 08年10月に独立後、ラグジュアリー・ファッションからアート、エシカル、社会貢献、伝統工芸の開発事業まで幅広い トピックを追うジャーナリスト・プロデューサーとして活躍。日本エシカル推進協議会副会長。

2019年12月6日(金)10:33

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