CSR/サステナビリティ報告書の国際ガイドラインを定めているGRIによる「GRI国際会議2013」が2013年5月22日から24日までアムステルダムで開催され、第4版である「G4」が発表された。この会議には世界88カ国から約1600人が参加、今までで最大規模のGRIの国際会議となった。これに先立ち日本では委員会も組織され、国際会議では日本側も存在感を示した。
GRIは「グローバル・レポーティング・イニシアティブ」の略称で、2000年に最初のサステナビリティ報告書のガイドラインを発行、今回が4回目の大きな改訂となる。
G4が発表されるにあたり、日本ではG4マルチステークホルダー委員会を組織、委員長として冨田秀実氏(元ソニーCSR統括部長)を迎え、アドバイザーとして、サステナビリティ日本フォーラム後藤敏彦氏、委員として損保ジャパンCSR部上席顧問の関正雄氏らが名を連ね、日本財団が事務局としてサポートしている。