ファンドレイジング・イベント成功のためのEメール・マーケティング[長浜 洋二]

(4)直前のメールを送る
イベントの2日前や前日の告知でも申込者を獲得することができるため、追い込みメールを送ることを怠らないようにする。その際、タイトルには、イベントの日にちを記載したり、当日までのカウントダウン情報を盛り込むことで申込を促進する。また、キャンセルしなければならなくなった参加予定者を想定しながら、メール内に、オンライン寄付などの別の手段でもファンドレイジング目標達成を支援してもらえることを伝える。

(5)イベント後にフォローする
イベント終了後には、必ずお礼のメールを送付する。また、ファンドレイジング目標に届かなかった場合は、このタイミングを活用する。当日の楽しい時間を思い起こしたり、当日参加出来なかった人が次回は必ず参加したいと思えるように、メール文内にイベントの様子が分かる写真を挿入する。

ソーシャルメディアが普及しているものの、まだまだEメールによるマーケティングは効果的であり、両者を併用することで効果を最大化することができます。HPをはじめ、ソーシャルメディアは受け身のコミュニケーションツールであり、閲覧しに来てくれた人にしかみられません。

一方、Eメールは、相手の「懐」までプッシュ式に深く入り込むことが出来るため、情報伝達の効果は大きいのです。もちろん、適切なタイミング(文脈)で、きちんとカスタマイズされたタイトルや内容で送らないとゴミ箱行きになるのは言うまでもありませんね。

参照URL http://goo.gl/Jukxs3

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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