記事のポイント
- 英CDPはアディダスなど世界1400社のサプライヤー活動にお墨付きを与えた
- 日本企業からは、味の素やイオン、アシックスなどが選ばれた
- 脱炭素を推進するには、サプライヤーとの協調が欠かせない
英国の非営利組織CDPは7月14日、独アディダスや英アストラゼネカなど世界約1400社を2024年の「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に認定た。日本企業からは、イオンやアシックス、サッポロビールなどが認定を受けた。CDPは、気候変動に関する企業のサプライヤー活動を評価しており、特に優れた企業を「リーダー」として認定している。(オルタナ輪番編集長=池田真隆)
CDPによる、サプライヤー・エンゲージメント・リーダーとは、企業の気候変動に関するサプライヤー活動を評価するものだ。その中でも特に優れた企業をリーダーとして認定する。
2024年のCDPの調査には、グローバル全体で約22,700社の企業が参加した。その内、サプライヤー・エンゲージメント・リーダーの認定を受けた企業の割合はわずか上位6%だ。
CDPがサプライヤー・エンゲージメント・リーダーに認定したのは、アディダス、アストラゼネカ、BMW、ギャップなど世界約1400社に渡る。日本企業からは、イオン、アシックス、味の素、サッポロビールなどが認定を受けた。