循環経済への移行をリデュースとリユースで後押し、「CEコマース」とは

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サーキュラーエコノミー(CE・循環型経済)とは、資源を効率的に循環させる経済のことを指す。大量生産・大量廃棄型であるリニアエコノミー(LE・直線型経済)を代替する概念だ。その実現には、リデュース(減量)、リユース(再使用)リサイクル(再資源化)の「3R」が欠かせない。(新語ウォッチャー=もり ひろし)

リデュースとリユースを軸に循環経済を後押しするCEコマースという概念が広がりつつある

だが現在の主流であるリサイクルには限界もある。製品を素材レベルまで分解・再資源化するには、多くのエネルギーが必要となるからだ。

そこで注目されているのが「CEコマース」と呼ばれる新概念。これは3Rのうちリデュースやリユースの事業化を指す。

例えばシェアリングによって製品の稼働率を高めたり、中古品売買によって製品の利用期間を延ばしたり、リファービッシュ(整備品の販売)によって製品寿命を延ばしたりして、資源生産性を向上させる。

この動きは制度面からも後押しされている。2026年4月に施行された改正資源有効利用促進法(資源法)では、CEコマースに属する事業類型が新たに登場。その促進が法的に位置付けられた。また産官学連携の枠組みであるサーキュラーパートナーズを通じた事例共有なども進んでいる。

morihiroshi

もり ひろし(新語ウォッチャー)

新語ウォッチャー。国語辞典の新項目執筆を中心に活動。代表的な連載に「現代用語の基礎知識」の流行観測欄(2010年版~)など。執筆記事一覧

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