SDGs時代のイノベーティブファイナンス

他方で、「社会的インパクト投資」とは、そこから更に踏み込んで、「社会によいインパクトをもたらしている」かどうかを成果評価することを前提とした投資で、経済的リターンと社会的リターンの双方を生み出す投資先を選定しようという投資行動である。

このほど世界銀行グループのIFC(国際金融公社)が「インパクト投資原則」を発表した。彼らが目指しているのは、年金基金も含めた世界の投資の「社会的インパクト志向化」にある。「投資」の世界の常識を一段階進化させようという挑戦である。

 

※この続きは、オルタナ56号(全国書店で発売中)掲載の連載「社会イノベーションとお金の新しい関係」でご覧ください。

 

鵜尾 雅隆(うお・まさたか) 日本ファンドレイジング協会代表理事。国際協力機構、外務省、米国NPOを経て、ファンドレイジング戦略コンサルティング会社ファンドレックス創業。寄付、社会的投資の進む社会を目指して日本ファンドレイジング協会を創設。著書に『ファンドレイジングが社会を変える』など。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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