ワタミがオーガニックメニューに独自マーク

ワタミグループは11月14日、ワタミファームや契約農家などで採れた有機野菜や卵、生乳などオーガニック原料を使用したメニューに独自の「ワタミオーガニックマーク」を付ける取り組みを開始した。「和民」「坐・和民」「ミライザカ」「鳥メロ」全国約390 店舗でオーガニックマークの表示をスタートする。(オルタナ副編集長=吉田広子)

有機栽培されたさつまいものフライ

ワタミグループは2002年に有機農業に参入し、全国11カ所に直営農場、直営牧場(計630ha)を展開し、野菜、鶏卵、乳牛などを育てている。ワタミファームでは、畑作事業、酪農・養鶏・乳製品加工事業、集荷・販売事業などを行う。

メニューに表示されるワタミオーガニックマーク

対象となるメニューは、「アンチョビオーガニックキャベツ」(税別290円)や「オーガニックさつまいもフライ」(同290円)、オーガニック牛乳と平飼い卵で作った「生プリン」(同390円)などだ。

オーガニックマークの表示は、「和民」「坐・和民」「ミライザカ」「鳥メロ」全国約390 店舗で開始するが、今後、オーガニックの農産物を使用したメニューの拡充や、マークの表示する業態を広げていく予定だ。

ワタミグループは、「JGAP 認証取得を推進するとともに、地域に根ざした有機農業を発展させることで循環型社会を創造し、地域の方々の豊かなライフスタイルやSDGs(持続可能な開発目標)の達成にも貢献していきたい」としている。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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キーワード: #SDGs#オーガニック

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