4月には、電気自動車や再生可能エネルギーの普及に向けた2025年までの環境計画を策定し、その一環として、7月にトヨタグリーンエナジー有限責任事業組合(LLP、愛知県名古屋市)を設立すると発表した。同LLPで、再生可能エネルギーを取得し、トヨタ自動車への供給を目指す。

トヨタが環境分野に力を入れる土台に、2015年に発表した温室効果ガスの削減目標「環境チャレンジ2050」がある。これは、2050年までに、「新車1台当たりの平均CO2排出量を90%削減(2010年比)」「材料・部品・モノづくりでのCO2排出ゼロ」「グローバル規模で工場CO2排出ゼロ」を目指すものだ。

豊田社長は5月12日の決算説明会で、コロナ後の経営には、環境や生き物、ステークホルダーとの共存が欠かせないと強調した。骨子は下記の通り。

◆コロナ危機は人類が変わる「ラストチャンス」

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