この本誌特集では、「アウトサイドインは昭和と海外に学べ」という見出しを打ちました。創業時から「社会ニーズを掘り起こせ」と掲げた立石一真・立石電機(現オムロン)創業者や、家庭にコンセントが無かった時代に「二股ソケット」を考案した松下幸之助・松下電器産業(現パナソニック)創業者などの事例を紹介しました。
アウトサイドインはSDGsのビジネス指南書「SDGコンパス」にも記載されている公式用語です。SDGコンパスでは社会の要請に応えた企業の目標設定に主眼を置いていますが、オルタナでは、新規事業の創出にも使える考え方だと判断し、特集を組みました。
「コロナ禍だからマスク製造」はアウトサイドインではない