国内最大規模のクラウドファンディングサービス「READYFOR」はこのほど、コロナ支援団体の活動経費を助成するSOS基金を立ち上げた。同基金では、「医療・介護従事者」「子育て困難家庭」「生活困窮者」「孤独・心の悩み」の4つの領域で活動する支援団体の活動費を助成する。長期化するコロナ禍で資金難に陥っている支援団体は9割に上る。

READYFORの米良はるかCEO

READYFOR社では、コロナ禍で医療従事者や貧困家庭を支援する団体向けの「いのちとこころを守るSOS基金」を立ち上げた。

小坂健・東北大学教授や村木厚子・津田塾大学客員教授、宮田裕章・慶応義塾大学教授ら9人の専門家が有志チームを結成して同基金の運営を支援する。小坂教授は、「 新型コロナの影響はまだまだつづくことが予想されています。このクラウドファンディングの特徴である迅速性と多くの専門家が関わることを活かしながら、今後の社会がより良くなるために継続して活動をしていきます」と述べた。

村木厚子・津田塾大学客員教授も有志チームの一員として参加

同社では昨年4月にコロナ支援団体向けの基金を立ち上げており、クラウドファンディングで2万764人から8億7246万1000円を集めた。集まった資金から150ほどの支援団体に助成したが、その一方で、活動資金の枯渇に苦しむ医療機関やNPOの苦しい状況が見えてきたという。

昨年末に実施した支援団体向けのアンケート調査では、コロナが長期化したことで「資金難」と答えた団体は90%以上に上ることが分かった。

同社の米良はるかCEOは、「今回は集まった資金を受け取れるALL-IN形式を採用し目標額は設定していないが、前回の基金と同規模、またはそれ以上の資金を集めることを目指している」と話す。同基金への寄付は3月26日まで受け付けている。

飲食店向けの救済プログラムも

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