読み聞かせ:フクロウ王子と一緒に学ぶSDGs(2)

■web絵本 第2話:自然の力で電気をつくる方法

長年にわたり子どもたちに寄り添ってきたギンザのサヱグサが、環境問題やSDGs(持続可能な開発目標)を親子で楽しく学ぶための物語をお届けします。

子どもたちが「気候変動」「ごみ問題」「生物の話」「食と水」「大気汚染」について、かわいいイラストを見ながら楽しく学べる内容となっています。小さなお子さまには読み聞かせしながら、この物語をお楽しみ頂ければと思います。

この物語の主人公は、森に住む小さなフクロウ王子。おじいちゃんの王様フクロウと仲間たちが、自然界や人間の営みを見せながら、フクロウ王子の疑問にやさしく答えてくれます。今回も、前回の第一話から続いて”気候変動”がテーマです。フクロウ王子がクリーンなエネルギーについて学びます。

ギンザのサヱグサは、1869年(明治2年)創業。「子どもたちのためのスペシャリティストア」として、子どもたちの感性を豊かに育むお手伝いを続けてきました。2012年、「SAYEGUSA GREEN PROJECT」をスタート。「Earth for Children 〜豊かな地球を子どもたちへ〜」というテーマを掲げ、環境・社会活動にも取り組んでいます。www.sayegusa.com

第2話 自然の力で電気をつくる方法

©︎2012-2021 SAYEGUSA Inc.
illustration ©️ 2012-2021 uyo takayama 
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「やぁ、夕焼けがきれいだね。今日は何を知りたいんだい?」

窓わくに止まったフクロウ王子をみつけた学者さんは、いつものように話しかけてくれました。フクロウ王子が知らないことを教えてくれる、大切な友だちです。

フクロウ王子が「電気のつくりかたを知りたいんです」と答えると、学者さんは「いい方法があるよ」と言いながら、庭に出て行き、自転車にまたがりました。

学者さんは「いいかい、僕が向こうから自転車で走ってくるから、ライトのところをよく見ていてごらん」と言うと、家の前の道を走りはじめました。学者さんが自転車をこぐとライトがつき、止まるとライトが消えます。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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キーワード: #脱炭素

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