京都府京都市にあるプロジェクト型学習の放課後教室「studioあお」に通う中学2年生の仲水蓮さんと、小林夏埜子さんは、ニワトリの死をきっかけに、ペットのお墓キットの開発に挑戦している。まもなくAmazonでの販売を開始するという2人に、なぜこのような活動を始めたのか、話を聞いた。(スマイルバトン代表=三原 菜央)
■無いなら自分たちで作ろう!と始まったプロジェクト
中学2年生の仲水蓮さんと、小林夏埜子さんは、『Home Grave Planner 』というプロジェクトに取り組んでいる。注文すると、自宅にペットのお墓を作れるキットが届くサービスを開発しており、まもなくAmazonで販売を開始するという。始めるきっかけは何だったのだろうか。
「ある日、教室で飼っていたニワトリが突然死したんです。可愛がっていたので、めちゃくちゃ泣きました。でも大切に育てていたからこそ、死んだ理由を知りたくてお医者さんを呼んで病理解剖をしてもらいました。その結果、熱中症ということが分かったんです」。