鶏の死が契機、中学生が「ペットのお墓」開発へ

京都府京都市にあるプロジェクト型学習の放課後教室「studioあお」に通う中学2年生の仲水蓮さんと、小林夏埜子さんは、ニワトリの死をきっかけに、ペットのお墓キットの開発に挑戦している。まもなくAmazonでの販売を開始するという2人に、なぜこのような活動を始めたのか、話を聞いた。(スマイルバトン代表=三原 菜央)

無いなら自分たちで作ろう!と始まったプロジェクト

中学2年生の仲水蓮さんと、小林夏埜子さんは、『Home Grave Planner 』というプロジェクトに取り組んでいる。注文すると、自宅にペットのお墓を作れるキットが届くサービスを開発しており、まもなくAmazonで販売を開始するという。始めるきっかけは何だったのだろうか。

「ある日、教室で飼っていたニワトリが突然死したんです。可愛がっていたので、めちゃくちゃ泣きました。でも大切に育てていたからこそ、死んだ理由を知りたくてお医者さんを呼んで病理解剖をしてもらいました。その結果、熱中症ということが分かったんです」。

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三原 菜央(スマイルバトン)

株式会社スマイルバトン 代表取締役/iU客員教員 1984年岐阜県出身。大学卒業後、8年間専門学校・大学の教員をしながら学校広報に携わる。その後ベンチャー企業を経て、株式会社リクルートライフスタイルにて広報PRや企画職に従事。「先生と子ども、両者の人生を豊かにする」ことをミッションに掲げる『先生の学校』を、2016年9月に立ち上げる。2020年3月にボーダレス・ジャパンに参画し、株式会社スマイルバトンを創業。著書に「自分らしく働く パラレルキャリアのつくり方(秀和システム)」がある。執筆記事一覧

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