牛・豚の肉と血液、牛乳の7割以上からマイクロプラ

記事のポイント
①オランダの研究チームが牛肉や豚肉などからマイクロプラを検出した
②見つかった粒子は、ポリエチレンやポリ塩化ビニル、ポリスチレンなど
③どこから動物の体内に侵入したのかは分からず、人間への影響も不明

オランダのアムステルダム自由大学の研究チームが、牛肉や豚肉、牛・豚の血液、牛乳からマイクロプラスチックを検出した。同大学は今春、はじめてヒトの血液中にマイクロプラスチック(プラスチック粒子)を発見したと発表したが、同じ手法で行ったという。飼料からも見つかったことから、エサが主な原因の1つであると考えられている。(オルタナ編集委員・栗岡 理子)

調査では7割以上の牛・豚肉からマイクロプラスチックを検出した
環境にやさしい暮らしを考える

栗岡 理子(編集委員)

1980年代からごみ問題に関心をもち、活動しています。子育て一段落後、持続可能な暮らしを研究するため、大学院修士課程に進学。2018年3月博士課程修了(経済学)。専門は環境経済学です。執筆記事一覧

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