動物福祉、「責任放棄」で閉幕した東京オリパラ

【連載】アニマルウェルフェアのリスクとチャンス(9)

アニマルウェルフェアの問題は、「問題」のまま、改善なく東京オリンピック・パラリンピックは終わりを迎えた。アニマルライツセンターが大会前に最後のお願いとして組織委員会に出した要望に対して、組織委員会は、「様々な意見を聴取したうえで、持続可能性に配慮した調達コードを策定したと回答して、基準を上げることは拒絶した。(認定NPO法人アニマルライツセンター代表理事=岡田 千尋)

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岡田 千尋(NPO法人アニマルライツセンター代表理事/オルタナ客員論説委員)

NPO法人アニマルライツセンター代表理事・日本エシカル推進協議会理事。2001年からアニマルライツセンターで調査、戦略立案などを担い、2003年から代表理事を務める。主に畜産動物のアニマルウェルフェア向上や動物性の食品や動物性の衣類素材の削減、ヴィーガンやエシカル消費の普及に取り組んでいる。【連載】アニマルウェルフェアのリスクとチャンス

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