キリン、TNFD指針で「自然関連リスク」開示へ

キリンホールディングスは7月6日に公開した「環境報告書2022」で、水や生態系など自然資本の減少から見た時の事業リスクを国際組織TNFDの指針に沿って開示した。同指針に沿った開示は国内初だ。気候変動と生物多様性はコインの表裏の関係であり、サステナビリティ経営を追求するには気候変動と自然関連リスクを統合的に分析することが必要になる。(オルタナS編集長=池田 真隆)

「午後の紅茶」の茶葉を生産するスリランカの生産者
M.Ikeda

池田 真隆 (オルタナS編集長)

株式会社オルタナ取締役、オルタナS編集長 1989年東京都生まれ。立教大学文学部卒業。 環境省「中小企業の環境経営のあり方検討会」委員、農林水産省「2027年国際園芸博覧会政府出展検討会」委員、「エコアクション21」オブザイヤー審査員、社会福祉HERO’S TOKYO 最終審査員、Jリーグ「シャレン!」審査委員など。

執筆記事一覧

お気に入り登録するにはログインが必要です

ログインすると「マイページ」機能がご利用できます。気になった記事を「お気に入り」登録できます。
Loading..