「手話言語デー」に考えたい日本のマイノリティ言語

9月23日は、国連が定めた「手話言語の国際デー」だ。2017年12月19日に国連総会で決議されたその決議文では、手話言語が音声言語と対等であることを認め、ろう者の人権が完全に保障されるよう、加盟国が社会全体で手話言語についての意識を高める手段を講じることを促進することとされている。この手話は日本ではどのような存在になっているのだろうか。

「ありがとう」を表す手話
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伊藤 芳浩 (NPO法人インフォメーションギャップバスター)

特定非営利活動法人インフォメーションギャップバスター理事長。コミュニケーション・情報バリアフリー分野のエバンジェリストとして活躍中。聞こえる人と聞こえにくい人・聞こえない人をつなぐ電話リレーサービスの公共インフラ化に尽力。長年にわたる先進的な取り組みを評価され、第6回糸賀一雄記念未来賞を受賞。講演は大学、企業、市民団体など、100件以上の実績あり。著書は『マイノリティ・マーケティング――少数者が社会を変える』(ちくま新書)など。執筆記事一覧

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キーワード: #ビジネスと人権

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