世界ウイグル会議総裁「いまだ新彊綿が使われている」

記事のポイント


  1. 世界ウイグル会議のドルクン・エイサ総裁らが来日し、9月30日に日本外国特派員協会で記者会見を開いた
  2. エイサ総裁は「アパレル企業はいまだ新彊綿を使い続けている」と批判
  3. 独研究者が行った同位体分析によると、アディダス、プーマ、ヒューゴ・ボスのシャツに新彊綿が使われている痕跡があった

世界ウイグル会議(本部・ドイツ)のドルクン・エイサ総裁らが来日し、9月30日に日本外国特派員協会で記者会見を開いた。ウイグル人の強制収容所から逃れた生還者、南モンゴルやチベット出身者も同席し、中国で起きている人権問題について訴えた。エイサ総裁は「アパレル企業はいまだ新彊綿を使い続けている」と批判した。(オルタナ副編集長=吉田広子)

中国語教師として強制収容所で働いていたケルビヌル・シディクさん(右)と世界ウイグル会議のドルクン・エイサ総裁
yoshida

吉田 広子(オルタナ副編集長)

大学卒業後、米国オレゴン大学に1年間留学(ジャーナリズム)。日本に帰国後の2007年10月、株式会社オルタナ入社。2011年~副編集長。執筆記事一覧

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キーワード: #ビジネスと人権

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