鉄道各社2050年実質ゼロへ施策、国交省も「鉄道脱炭素」へ指針

記事のポイント


  1. 鉄道各社は2050年カーボンゼロへ水素電車や再エネなどの活用へ本腰
  2. JR東は2月に水素車両「HYBARI」公開、2030年実用化に向け課題を解消へ
  3. 国土交通省は8月に「鉄道脱炭素」へ中間とりまとめ、事例の共有も進める

鉄道各社が2050年カーボンゼロへ向けて、水素電車の開発や自然エネ活用に本格的に取り組む。鉄道は環境負荷の低い乗り物という印象があるが、CO₂排出量の9割が電力由来で、その多くを火力に依存する。国土交通省も8月、鉄道分野におけるカーボンニュートラル加速化検討会の中間とりまとめを公表。省エネや再生可能エネルギーなどの活用を進めるとともに、「鉄道による脱炭素」も推進する。同省は取り組みのロードマップを今年度末までに公表する予定だ。(オルタナ編集部・萩原 哲郎)

水素ハイブリッド電車「HYBARI」(JR東日本提供)
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萩原 哲郎(オルタナ編集部)

2014年から不動産業界専門新聞の記者職に従事。2022年オルタナ編集部に。

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