電力不足が懸念される中、よりエコライフへの関心も高まりつつある。そんな中、６月１日にオークション形式で物品のやり取りが行えるソーシャルサービスサイト「Coreto Mall(コレトモール)」が開設された。現金を介さずに、不要な製品を出品し、欲しい製品を落札するサービスだ。楽器やCD、本などのあらゆるジャンルの物が出品されている。
環境分野で初めてノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんが提唱する「もったいない」の考え方を実現すべく、現金を介さないポイントによるオークションで物々交換を促す。
会員登録後に付与される「コレトポイント」の利用で欲しい物品へ入札が行える仕組みで、登録や出品についての費用は全て無料だ。「コレトポイント」は、現金で買うのではなく、登録後3点出品するとウェルカムポイントとして、10,000ポイントが付与され、4点目以降の出品は、出品期間終了後、1出品につき100ポイント付与される。
また、地域の清掃などエコイベントへの参加でのポイント付与や、落札されなかった製品はNPOを通じて途上国へ寄付することも検討中しているという。年内に５万人の会員登録を目指している。（オルタナＳ 猪鹿倉陽子）
