SDGsブームの影で強まるグリーンウォッシュ規制

記事のポイント


  1. 消費者の環境意識が高まる一方で、「グリーンウォッシュ」な商品も増えた
  2. 欧州や米国では誇大広告や実態のない取り組みに対しての規制や監視が強化
  3. 米ウォルマートには300万ドル(約3億7800万円)の課徴金の支払い命令も

環境などに配慮した商品へ消費者の関心が高まる一方で、エコを謳う商品が市場に溢れかえり、本当に環境配慮された商品が分らなくなってしまっている。そんな状況の中で問題になっているのが「グリーンウォッシュ」だ。SDGsの取り組みが先行して行われてきた欧州や米国では、すでに誇大広告や実態のない取り組みに対しての規制や監視が強化されてきている。本稿ではグリーンウォッシュを巡る世界の動きや事例を分析するとともに、問題点を考察していく。(伊藤 恵・サステナビリティ・プランナー)

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伊藤 恵(サステナビリティ・プランナー)

東急エージェンシー SDGsプランニング・ユニットPOZI サステナビリティ・プランナー/コピーライター 広告会社で企業のブランディングや広告制作に携わるとともに、サステナビリティ・プランナーとしてSDGsのソリューションを企業に提案。TCC新人賞、ACC賞、日経SDGsアイデアコンペティション supported by Cannes Lionsブロンズ受賞。執筆記事一覧

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キーワード: #脱炭素

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