記事のポイント
- 欧州で「グリーンウォッシュ」への規制が強化され出した
- 欧州委員会の調査では調査対象企業の約半数に虚偽表現が
- 英国やフランス、ドイツなどでは指針の策定や法規制に取り組む
■ALTキーワード「グリーンクレームコード」
環境配慮に関する見せかけの宣伝をグリーンウォッシュという。企業広告などで見られる同行為は、消費者の誤認を誘い、巡り巡って企業自身の印象も損なう上、環境保護も阻害する。しかしながら欧州委員会の調査(2021年)では、調査したウェブサイトの42%で根拠不十分な表現が見られた。(新語ウォッチャー=もり ひろし)