セイコーエプソン、「全世界再エネ100%」年内達成へ

記事のポイント


  1. セイコーエプソンが全世界の拠点で使用する電力の93%が再エネに
  2. 残るはマレーシアの拠点のみで、年内に100%再エネ化達成の見通し
  3. 地産地消など「RE100」の要件を満たしながら地域の特性も重視する

セイコーエプソンはこのほど、全世界の拠点で使用する電力の93%を再生可能エネルギーに転換したと発表した。2023年12月までに残るマレーシアの拠点も切り替え、100%再エネ化を達成する見通しだ。同社は地産地消をはじめとする「RE100」の要件を重視しながらも、証書の活用など地域の特性に合わせた柔軟な対応で再エネシフトを進めてきた。(オルタナ副編集長・長濱慎)

PPAを導入したシンガポールの製造拠点
S.Nagahama

長濱 慎(オルタナ副編集長)

都市ガス業界のPR誌で約10年、メイン記者として活動。2022年オルタナ編集部に。環境、エネルギー、人権、SDGsなど、取材ジャンルを広げてサステナブルな社会の実現に向けた情報発信を行う。プライベートでは日本の刑事司法に関心を持ち、冤罪事件の支援活動に取り組む。

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キーワード: #自然エネルギー

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