「TNFDの情報開示にFSC認証は有効」WWFジャパンが実証

記事のポイント


  1. TNFD正式版の公開を前に、WWFジャパンがパイロットプロジェクトを行った
  2.  南三陸町のFSC認証林で「LEAP」を用いた情報開示について検証した
  3. 企業がTNFDで開示する情報の収集に、FSC認証が有効なことを証明した

TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)正式版の公開が、9月18日に迫った。企業はそこで開示する情報を、どう収集すれば良いのか。WWFジャパンは一つのケーススタディとして、宮城県・南三陸町のFSC認証林でパイロットプロジェクトを実施。TNFDが定める「LEAP」ガイダンスを用いて検証を行い、FSC認証が情報収集に活用できることを明らかにした。(オルタナ副編集長・長濱慎)

南三陸町のFSC認証林(写真:南三陸森林管理協議会)
S.Nagahama

長濱 慎(オルタナ副編集長)

都市ガス業界のPR誌で約10年、メイン記者として活動。2022年オルタナ編集部に。環境、エネルギー、人権、SDGsなど、取材ジャンルを広げてサステナブルな社会の実現に向けた情報発信を行う。プライベートでは日本の刑事司法に関心を持ち、冤罪事件の支援活動に取り組む。

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キーワード: #生物多様性

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