動物福祉(アニマルウェルフェア)のリスクと機会

■オルタナ本誌59号 第一特集から

動物を人道的に扱う「アニマルウェルフェア(動物福祉)」が、ESG指標の一つになりつつある。畜産業に関する投資家のイニシアティブFAIRRの運用資産残高は、2200兆円(2019年11月時点)に上り、アニマルウェルフェアや気候変動の観点から複数の日本企業をハイリスクと評価した。企業はこの「リスク」を「機会」にできるのか。(吉田 広子=オルタナ副編集長、堀 理雄=同編集部、冨久岡 ナヲ、瀬戸内 千代、寺町 幸枝、クローディアー真理、岩澤 里美)

世界の家畜数は764億頭にも上る

一面に広がる緑の牧草。その上に寝転んだり、草を食べたり、駆けまわったり─。北里大学八雲牧場(北海道八雲町)の牛たちは思い思いに過ごしている。人間が近づいても逃げたり、威嚇したりすることもない。

「牧草地で分娩し、6カ月間は自然哺乳で育つので、ほとんど人の手をかけていない。人間との距離があり、自然に育っているので牛も気に留め ないのでしょう」北里大学獣医学部付属フィールドサイエンスセンター八雲牧場の小笠原英毅さん(農学博士)は、笑顔で牛を眺める。

八雲牧場で放牧されている牛の親子

八雲牧場は、国内の飼料自給率が3割に満たないなか、農薬や化学肥料を使用せずに生産した自給飼料100%を実現した。2009年には有機畜産物JAS認証を取得し、 国内で唯一有機牛肉を生産する。

*この続きは雑誌「オルタナ」59号(第一特集「動物福祉(アニマルウェルフェア)のリスクと機会」、12月17日発売)に掲載しています。

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2019年12月27日(金)11:36

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