東北・被災地で眠る防寒具をシリア難民へ、輸送費募る

トルコ側の受け入れ先は、トルコ最大のNPO「Kimse Yok Mu(キムセヨクム)」だ。「キムセヨクム」は、トルコ語で「だれか(支援してくれる人は)いますか」という意味。

これに呼応する形で、プロジェクト名を東北の気仙の方言で「ここにいますよ」という意味の「こごさいるでば」とした。

被災地を含め全国から集まった支援物資1200箱は、すでにトルコ・イスタンブールの税関まで届けられている。だが、東北から成田まで物資を運ぶためにかかった10トントラック3台、4トントラック1台分の輸送料約50万円、税関を通る際にかかる費用約50万円と負担は大きい。

そこで、クラウドファンディングの手数料15万円、クレジットカード手数料5万円を加えた合計120万円の寄付金を募ることにした。

成田からトルコ・イスタンブールまでの輸送は、トルコ航空が30トンまで無料で協力した。

3月25日12時現在で90万9000円(75%)が集まっている。受付は3月26日18時まで。

◆ クラウドファンディングサイト「マクアケ」/シリア難民支援プロジェクト「こごさいるでば」

editor

オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

執筆記事一覧
キーワード:

お気に入り登録するにはログインが必要です

ログインすると「マイページ」機能がご利用できます。気になった記事を「お気に入り」登録できます。
Loading..