■オルタナ84号(2026年3月発売号)特集「ウェルビーイング 分断の時代こそ」から転載
積水ハウスは、2001年から「5本の樹」計画を進めている。これは、住宅の植栽に地域の在来樹種を採用することで、生物多様性を回復させる取り組みだ。同計画は自然環境の保全だけでなく、在来樹種に集まる生物とのふれあいを通して人のウェルビーイングにも寄与する。(オルタナ副編集長=長濱慎)

「5本の樹」計画は、積水ハウスが1999年に策定した「環境未来計画」に基づき、2001年に始まった。プロジェクト名の「5本の樹」は「3本は鳥のため、2本は蝶のために」という意味に由来し、25年間で植えた在来樹種の植栽は累計2000万本を超える。
2019年に琉球大学と行った共同検証では、計画を行わなかった場合と比べて在来樹の種類が10倍、鳥類は2倍、蝶類は約5倍に増えるという結果が得られた。
(この続きは)
■鳥とのふれあいが鬱症状の緩和に
■地域のウェルビーイングへのポテンシャルも

