ザ・ボディショップ、寄付付き商品でレッサーパンダの絶滅危機救う

■植林だけでなく、地域住民の生活を改善

対象商品の「ヒマラヤン ピュリファインググロウマスク」(75ml、3024円)と「ヒマラヤン ピュリファイングフェイシャルソープ」(100g、972円)。100%ヴィーガン対応を実現した

バイオブリッジキャンペーンで集まった寄付金は、国際的なレッサーパンダの保護団体レッドパンダネットワークに寄付される。同団体は、森林を再生植林し、生息地を復元するとともに、教育の機会を提供するなど地域住民の生活をより良くすることにも力を入れる。生活のために森林伐採や密猟が行われることもあるからだ。

日本でザ・ボディショップを展開するイオンフォレストの福本剛史社長は、「まだまだ知らないことがたくさんある。知ることで、無意識のうちに少しずつ行動が変わっていくはず。顧客とこうした問題を共有し、一緒に解決していけたら」と期待を込める。

さらに、ザ・ボディショップは、全世界で化粧品の動物実験を廃止するため、キャンペーンを強化している。2019年までにグローバルで800万人分の署名を集め、国際連合に提出することを目指す。日本でもオンラインや各店舗で署名が可能だ。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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