女子力でまちの魅力化も

Up Girls代表の楠部睦美さん(右)

住民主体のまちづくりの象徴的な存在となっているのが、20─30代の女性を中心とする「有田川女子会Up Girls」。「有田川という未来」の一環で実施されたまちづくりワークショップをきっかけに誕生したグループだ。ゲストハウス経営、美容師、農家、カフェ経営、主婦など総勢43人が所属している。

なかでも注目されているのが、まちのガイドブック「shiyola」(シヨラ)。Up Girls代表の楠部睦美さんは「地元のことを紹介するものがなかったので、それなら自分たちで作ってしまおうという話になった。地元出身者に加え、編集長は東京からの移住者が務めるなど、多様な視点でまちの魅力を再発見することができた」と笑顔を見せる。

shiyolaは観光スポットの紹介はもちろん、移住者へのインタビューや喜ばれる土産品、有田川の食材を使ったレシピの紹介など女性目線で取材・編集した内容が80ページにまとめられている。まちの魅力を再編集し始めたUpGirlsをはじめ、有田川町の住民主体のまちづくりに今後も目が離せない。

*雑誌オルタナ55号(2018年12月17日発売)「世界のソーシャルビジネス」から転載

1 2