「国際統合報告」、一貫性へ大同団結

世界の非財務情報開示をリードしてきた国際統合報告評議会(IIRC)と米国サステナビリティ会計基準審議会( SASB・サスビー)が2021年6月に統合し、価値創造財団(VRF)として発足した。そのVRFをも取り込む形で、国際財務報告基準( IFRS・イファース)の運営財団が2022年6月、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)を発足させる。今回の基準統合で何が変わるのか。(オルタナ編集部)

ISSBの発足は2021年11月3日、IFRSの運営財団が発表した。IIRCはロンドンに本部を置き、統合報告の原則をまとめた「国際統合報告フレームワーク」策定機関として存在感を高めていた。

一方、SASBは米国発祥で、「SASBスタンダード」として財務インパクトが高いと想定されるESG要素に焦点を当て、11セクター77業種についてのサステナビリティ関連指標の開示を促してきた。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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