多様だから「楽しい」、飛騨の広葉樹が拓く未来

広葉樹が握る次世代の価値(3)

広葉樹は、これまで多様であるがゆえにコストがかかりビジネスになりませんでしたが、時代は変わりつつあります。飛騨市の「広葉樹のまちづくり」に関わる当事者が口々に「広葉樹は楽しい」と述べるその感性が、これからの時代の鍵になるかもしれません。シリーズの最後に、飛騨市主催の「広葉樹のまちづくりツアー」への参加から、森から製品になるまでのサプライチェーンの今を探りました。

ヒダクマ提供
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中畑 陽一(オルタナ総研フェロー)

静岡県立大学国際関係学部在学時、イギリス留学で地域性・日常性の重要性に気づき、卒業後地元の飛騨高山でタウン誌編集や地域活性化活動等に従事。その後、デジタルハリウッド大学院に通う傍らNPO法人BeGood Cafeやgreenz.jpなどの活動に関わり、資本主義経済の課題を認識。上場企業向け情報開示支援専門の宝印刷株式会社でIR及びCSRディレクターを務め関東・東海地方中心に約70の企業の情報開示支援を行う。その後、中京地区での企業の価値創造の記録としての社史編集業務を経て、現在は太平洋工業株式会社経営企画部にてサステナビリティ経営を推進。中部SDGs推進センター・シニアプロデューサー。

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