記事のポイント
- ソニーグループは2026年から統合報告書の発行を取りやめると公表した
- 同社は2019年から毎年9月ごろに統合報告書を発行していた
- 今後は統合報告書の代わりにウェブサイトでの情報発信を強化する
ソニーグループは2026年から統合報告書の発行を取りやめると公表した。同社は2019年から毎年9月ごろに統合報告書を発行していた。今後は統合報告書に代わって、ウェブサイトで非財務情報の発信を強化する。(オルタナ輪番編集長=池田真隆)
統合報告書は、企業の財務情報と非財務情報の統合をまとめた媒体だ。ESGを重視する機関投資家らを対象に発行する企業は年々増えている。宝印刷D&IR研究所の調査では、2025年1月〜12月末時点の統合報告書発行企業数は1214社で、前年から64社増えた。
ソニーグループは2019年から統合報告書を発行してきた。2021年には、日本経済新聞社が主催した「第1回 日経統合報告書アワード2021」で優秀賞に選ばれた実績がある。
2025年版の統合報告書は昨年9月に発行していた。同社のパーパス「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」を起点にした価値創造ストーリーの説明を重視した媒体と位置付けていた。
一方、統合報告書の発行は取りやめたが、非財務情報の発信は重視する方針だ。今後は、同社サイトの「ソニーグループについて」「サステナビリティレポート」などのページで財務・非財務の情報を随時更新する。



