ビヨンセがユニセフと組んでブルンジに安全な水を提供

水の入ったバケツを運ぶ13歳の女の子(2016年2月撮影) ©UNICEF_UN010848_Prinsloo

米国出身の世界的な歌手で人道活動家でもあるビヨンセ氏はこのほど、ユニセフ(国連児童基金)とパートナーシップを組み、飲料水などの水不足で危機的状況にある東アフリカの内陸国ブルンジを支援するプロジェクトを始めた。具体的には「BEYGOOD 4 BURUNDI(ビー・グッド・フォー・ブルンジ)」と命名したプロジェクトを立ち上げ、支援が最も届きにくいブルンジの地域で暮らす人々に、安全な水や衛生環境を提供する。(オルタナ編集部=吉田広子)

ブルンジでは安全な水へのアクセスが限られている。ユニセフによると、子どもたちは安全ではない水を飲まざるを得ず、体力が低下し、栄養不良に陥り、汚れた水を起因とする病気に罹りやすくなるという。これらは5歳未満児の主要な死因だ。

子どもたちは、井戸を探して何キロも歩くことを強いられるため、学校に通えない状況もある。水汲みは女の子が担うことが多く、その道程で襲われる危険にも晒されているという。

ビヨンセとユニセフのプロジェクト「BEYGOOD 4 BURUNDI」では、第一段階として、手押しポンプ付き井戸の建設や衛生教育を行う。ルタナ州とルイギ州の4つの優先地域では、学校の水と衛生施設の改善も行う。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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キーワード: #CSR

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