保温性優れた緩衝材を被災地に提供

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梱包材メーカー大手の川上産業(本社・名古屋市)は13日、東北大震災の支援物資として、気泡シート「プチプチ」の業務用ロール100本を、宮城県名取市役所へ搬送した。現在、福島県福島市役所など他地域への提供も検討している。

同社の登録商標である「プチプチ」は、空気を封入したポリエチレン製の緩衝材。広報担当の杉山彩香さんによれば、「プチプチは保温性に優れているので、防寒着や毛布代わりになる。体育館など避難所の硬く冷たい床に敷けば、クッション性もあり暖かい」という。同社は2004年の新潟県中越地震の際にも、「プチプチ」とアルミを張り合わせて加工した寝袋300枚を提供。避難所で活用された。

2010年8月のチリ鉱山落盤事故においては、地下約700メートルに閉じ込められた33人の作業員のストレス緩和の一助にと、チリ大使館を通じて、軽快な音が鳴るよう改良された娯楽用の「プッチンスカット」を各作業員に贈呈。約70日間に及ぶ地下生活から救助された作業員は、実際に「プッチンスカット」を楽しんでいたことを明かした。杉山さんは「今回の東北大震災でも、プチプチが1人でも多くの方の助けになれば」と話している。(田村 知子)

2011年3月15日(火)12:14

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