国内EV比率、欧・中になお「周回遅れ」: 2026年上半期は初の3%台も

記事のポイント


  1. 国内で26年上半期の電気自動車(EV)の販売比率が初の3%台に
  2. EV販売台数は前年同期比2.1倍に拡大も、普及速度は諸外国に後れ
  3. 国内ではガソリン車の販売も前年比で拡大し、脱内燃機関(ICE)の動きは鈍い

日本国内の2026年上半期(1~6月)の乗用電気自動車(EV)販売台数は、前年同期比2.1倍の5万9337台だった。乗用車市場全体に占めるEVの比率は3%となった。半期ベースで3%台に乗ったのは初めてだが、欧州や中国などに比べて「周回遅れ」の状況だ。ガソリン車の販売も軽自動車を中心に伸びている。(オルタナ副編集長=京正裕之)

日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会の乗用車販売データを基にオルタナが集計した。上半期の乗用車の販売台数は、前年同期比0.3%増の199万6116台とほぼ横ばいだった。

パワートレイン(動力源)別では、EVが2.1倍(5万9337台)と最も伸びた。EVは販売台数全体に占める比率が3%となり、前年同期から1.6ポイント上昇した。

EVのブランド別では、日産自動車が33%増の1万5536台で最大(EV市場シェア26.2%)。以下は、トヨタ自動車が36倍の1万4481台(同24.4%)、ホンダが5378台(同9.1%)などとなった。

モデル別では、トヨタのクロスオーバー・スポーツタイプ多目的車(SUV)のEV「bZ4X」が前年同期比70倍の1万3777台とけん引した。日産のクロスオーバーEV「リーフ」が5倍の1万12台、軽自動車のEV「サクラ」が43%減の4972台、ホンダの軽EV「N-ONE(エヌワン)」が2581台だった。

bZ4Xは、今年1月からクリーンエネルギー車(CEV)補助金が90万円から130万円に引き上げられた。リーフも89万円から129万円に上がった。サクラとN-ONE のCEV補助金はともに4月に6000円引き上げられて58万円となった。

■欧州31カ国が日本のEV販売比率3%を上回る
■中国のEV販売割合は33%、台数は約500万台
中国系ブランドの攻勢で日系はシェア下げる

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hkyosho@alterna.co.jp

京正裕之 (オルタナ副編集長)

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キーワード: #EV#脱酸素

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