全国初、パンパースが店頭で使用済みおむつ回収

P&Gジャパンが展開するおむつブランド「パンパース」は4月6日、全国で初めて店舗で参加できる「おむつ回収プロジェクト」を開始することを発表した。将来的なリサイクルを視野に入れ、日本の消費者動向を探るのが目的だ。衛生・におい対策を施した回収ボックスを開発し、4月中旬から神戸市内の小売店や保育施設8拠点に設置する。(オルタナ副編集長=吉田広子)

P&Gが開発したおむつ回収ボックス

紙おむつ廃棄量(2015年)は約191万~210万トンに上り、一般廃棄物排出量の4.3~4.8%を占めている。2030年までに6.6~7.1%の割合に増加する見込みだという。

パンパースのおむつ回収プロジェクトは、将来的な循環型経済(サーキュラーエコノミー)の実現に向け、使用済み紙おむつを分別・回収するときに、日本の消費者がどのような習慣、行動、認識の傾向を持つかを理解することが目的だ。

ブランド、種類を問わずすべてのおむつが対象に

yoshida

吉田 広子(オルタナ副編集長)

大学卒業後、米国オレゴン大学に1年間留学(ジャーナリズム)。日本に帰国後の2007年10月、株式会社オルタナ入社。2011年~副編集長。執筆記事一覧

執筆記事一覧

お気に入り登録するにはログインが必要です

ログインすると「マイページ」機能がご利用できます。気になった記事を「お気に入り」登録できます。
Loading..