ドバイ万博のサステナビリティへの取り組みは、万博のみの独立した動きではない。国内外でサステナビリティを推進する組織や計画と同調している。
国内では、公共交通機関の充実を図り、市内の60%を緑地にするなど、サステナブルな都市開発の方針を明らかにした「ドバイ・アーバン・マスタープラン2040」、2071年までに、教育、経済、国家の発展、社会的結束を中心に、UAEを世界で最も暮らしやすい国にすることを目標に、各分野の整備・発展を促す「UAEセンテニアル2071」、グリーンエコノミーの成功例になり、UAEをその世界的なハブになるよう、競争力とサステナビリティに力を入れ、将来の世代により良い環境を残すことを目指す「グリーンエコノミー・フォー・サステナブル・デベロップメント」などの計画が、万博の取り組みにも反映されている。