ドバイ万博、施設8カ所に「サステナブル認証」

ドバイ万博のサステナビリティへの取り組みは、万博のみの独立した動きではない。国内外でサステナビリティを推進する組織や計画と同調している。

国内では、公共交通機関の充実を図り、市内の60%を緑地にするなど、サステナブルな都市開発の方針を明らかにした「ドバイ・アーバン・マスタープラン2040」、2071年までに、教育、経済、国家の発展、社会的結束を中心に、UAEを世界で最も暮らしやすい国にすることを目標に、各分野の整備・発展を促す「UAEセンテニアル2071」、グリーンエコノミーの成功例になり、UAEをその世界的なハブになるよう、競争力とサステナビリティに力を入れ、将来の世代により良い環境を残すことを目指す「グリーンエコノミー・フォー・サステナブル・デベロップメント」などの計画が、万博の取り組みにも反映されている。

「オポチュニティ」のパビリオン、「ミッション・ポッシブル」(C) Expo 2020 Dubai
mari

クローディアー 真理・ニュージーランド

1998年よりニュージーランド在住。東京での編集者としての経験を生かし、地元日本語月刊誌の編集職を経て、仲間と各種メディアを扱う会社を創設。日本語季刊誌を発行するかたわら、ニュージーランド航空や政府観光局の媒体などに寄稿する。2003年よりフリーランス。得意分野は環境、先住民、移民、動物保護、ビジネス、文化、教育など。近年は他の英語圏の国々の情報も取材・発信する。執筆記事一覧

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