牧畜業の土壌・水質汚染、小さなフンコロガシが奮闘

ニュージーランドでは、牧畜業が年間物品輸出額の第1位、第2位を占め、国の稼ぎ頭となっている(2021年)。その一方で、牧畜業は農地の土壌汚染や河川の水質汚染を招き、深刻な問題を生み出している。そうしたなか、フンコロガシの輸入・飼育・販売を行うダング・ビートル・イノベーションズ(本社ニュージーランド・フェヌアパイ)は、フンコロガシを使って土壌と水質の改善を図る。(ニュープリマス=クローディアー真理)

大きいものは体長25mmにもなるセンチコガネ
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mari

クローディアー 真理・ニュージーランド

1998年よりニュージーランド在住。東京での編集者としての経験を生かし、地元日本語月刊誌の編集職を経て、仲間と各種メディアを扱う会社を創設。日本語季刊誌を発行するかたわら、ニュージーランド航空や政府観光局の媒体などに寄稿する。2003年よりフリーランス。得意分野は環境、先住民、移民、動物保護、ビジネス、文化、教育など。近年は他の英語圏の国々の情報も取材・発信する。執筆記事一覧

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キーワード: #生物多様性#農業

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