記事のポイント
- ドイツは2022年の温室効果ガス排出量の削減目標を達成する見込みだ
- 公式な気候目標を1000万トン下回り、前年から1.9%減少した
- エネルギー部門は増加したものの、農業部門と廃棄物部門が貢献した
ドイツの国際公共放送ドイチェ・ウェレ(DW)は3月15日、同国の2022年の温室効果ガス排出量が、削減目標値を達成する見込みだと報じた。同日にドイツ連邦環境庁(UBA)が発表した排出量の速報値は公式な気候目標を1000万トン下回り、前年から1.9%減少した。エネルギー部門と運輸部門は目標値に届かなかったものの、農業部門と廃棄物部門が貢献し、全体では削減目標を達成した。(北村佳代子)