記事のポイント
- ネットゼロ・アセット・マネージャーズが再始動を発表した
- 250社以上の資産運用会社が署名し、50以上の資産オーナーも支持を表明
- 気候対応は財務リスク管理の一環だと主張した
ネットゼロ・アセット・マネージャーズ(NZAM)は、更新版コミットメントを公表し、正式に再始動したと発表した。250社以上の資産運用会社が署名し、3.7兆ドル(約580兆円)超の資産を持つ50以上の資産オーナーも支持を表明している。気候対応は財務リスク管理の一環だと主張した。(オルタナ輪番編集長・吉田広子)
NZAMは、資産運用会社がネットゼロ目標と実行戦略を自主的に設定・開示し、年次で進捗を報告する枠組みだ。
NZAMは創設から5年を経て、署名者やステークホルダーからのフィードバックを基に6カ月間の戦略的レビューを行い、更新版コミットメントを新たに定めた。更新版コミットメントでは、パリ協定の目標との整合性を維持しつつ、各国の制度環境の違いや実務上の制約を反映し、行動項目を10から7に簡素化した。
更新版コミットメントでは、従来のポートフォリオの脱炭素に加え、移行投資、気候ソリューション、適応・レジリエンスなど、より幅広い気候投資アプローチを重視した。

