オアシスが花王に公開書簡で反論「自己監査だけでは不十分」

記事のポイント


  1. 香港の投資ファンド・オアシスは投資先の花王の株主向けに公開書簡を公表した
  2. 公開書簡では、花王のサプライチェーン上の課題を問題提起した
  3. 花王の取締役会は「調査すべき事項はない」と声明を公表していた

香港の投資ファンド・オアシスは2026年4月2日、投資先の花王の株主向けに公開書簡を公表した。公開書簡では、花王のサプライチェーン上の課題を問題提起し、第三者調査の実施を求めた。花王の取締役会は「調査すべき事項はない」と声明を公表していた。(オルタナ輪番編集長=池田真隆)

投資ファンドのオアシス・マネジメント・カンパニーは4月2日、花王の株主に向けた公開書簡を公表し、同社のガバナンス体制とサプライチェーン管理に重大な懸念があると訴えた。書簡は、4月30日に予定される臨時株主総会を前に、独立した第三者調査の実施を求める内容となっている。

オアシスは花王株の12.5%超を保有する大株主であり、自らを長期投資家と位置付ける。その上で、花王が持つブランド力と成長可能性を評価しつつも、「サプライチェーンの実態とガバナンスの不備が企業価値を脅かしている」と指摘した。

■花王取締役「重大な問題は確認されなかった」
■RSPO認証比率は同業他社に比べ著しく低い
■オアシス「花王を攻撃するためではなく、守るため」

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M.Ikeda

池田 真隆 (オルタナ輪番編集長)

株式会社オルタナ取締役、オルタナ輪番編集長 1989年東京都生まれ。立教大学文学部卒業。 環境省「中小企業の環境経営のあり方検討会」委員、農林水産省「2027年国際園芸博覧会政府出展検討会」委員、「エコアクション21」オブザイヤー審査員、社会福祉HERO’S TOKYO 最終審査員、Jリーグ「シャレン!」審査委員など。

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