改訂コーポレートガバナンス・コード、金融庁が企業に期待することは

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■第85回 SBLセミナー

オルタナは9月29日、第85回SBL(サステナブル・ビジネス・リーグ)セミナーを開きます。金融庁と東京証券取引所は7月、上場企業の行動指針となる「コーポレートガバナンス・コード(CGコード)」の改訂版を公表しました。従来の形式的な開示は通用しなくなり、「説明能力」が問われます。同セミナーでは、金融庁でコーポレートガバナンス改革を主導する担当官を招き、企業に期待することを聞きます。

CGコードの改訂は5年ぶりです。改訂の大きな特徴は、原則数を83から30へと集約し「スリム化」を図る一方、具体的な実践方針を示す「解釈指針」を新設した点です。コンプライ・オア・エクスプレインの対象を抽象的な原則に留め、より実効性の高い企業行動を促します。

改訂版CGコードでは、経営資源の最適配分を強調しました。研究開発や人的資本・知的財産への成長投資、事業ポートフォリオの見直しに加え、保有する現預金が有効活用されているかの継続的な検証・説明を要求しました。

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取締役会の機能強化も重要なポイントです。具体的には、独立社外取締役の役割強化や、コーポレートセクレタリーなどで取締役会を運営する事務局機能の充実です。加えて、サイバーセキュリティや経済安全保障に伴うサプライチェーン分断リスクへの考慮を提示することを求めました。

有価証券報告書の開示時期については、株主総会前開示(3週間以上前を推奨)や、取引先との公正な取引、人的資本投資の推進を規定しました。

単なるルールの遵守ではなく、企業には、実質的な対話と説明責任を求めます。

今回のセミナーでは、この改訂作業を担当した、金融庁企画市場局企業開示課の山口純平・課長補佐を招き、企業に期待することを聞きます。

とき:2026年9月29日(火)12:00~13:00@zoom
参加費:無料

ゲスト

山口純平氏:
金融庁 企画市場局企業開示課 課長補佐
2014年(平成26年)金融庁入庁。国際部門、外務省(在外公館)への出向、企画部門、金融担当大臣政務官の秘書官などを経験。企画市場局市場課(「顧客本位の業務運営に関する原則」の改訂など)、監督局資産運用企画室(「資産運用サービスの高度化に向けたプログレスレポート2025」など)を経て、2025年7月から企画市場局企業開示課課長補佐。サステナビリティ情報の第三者保証などを担当したほか、2026年8月からコーポレートガバナンス改革を担当。

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