【プレスリリース】
平成25年度省エネ大賞において断熱窓「サーモスⅡ」が省エネルギーセンター会長賞を受賞
住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXIL（本社：東京都千代田区、社長：藤森義明）では、一般財団法人省エネルギーセンターが主催する（後援：経済産業省）「平成25年度省エネ大賞（製品・ビジネスモデル部門）」において、断熱窓「サーモスⅡ」が省エネルギーセンター会長賞を受賞しました。
「省エネ大賞」は、省エネルギー意識の浸透、省エネルギー製品の普及促進等に寄与することを目的とし、国内の優れた省エネ活動事例や技術開発等による先進型省エネ製品等を表彰しているものです。
今回受賞した断熱窓「サーモスⅡ」は、2012年12月から全国で発売している、高い断熱性とすっきりとしたフレームデザインが特長の窓です。フレーム（框）を極小化し複層ガラスと一体化することで、従来のサッシ（一般複層ガラス）と比べ最大で約33％向上※1した高い断熱性とすっきりとした意匠性の両立や、年間暖冷房エネルギーを約13％削減※2する省エネ性能が高く評価されました。
また、スピード感をもって広く高断熱の窓の普及拡大を図るため、従来のアルミサッシやアルミと樹脂の複合サッシと同価格帯での開発を実現したことも特長です。
※1 「サーモスⅡ-H」と当社従来品「シンフォニー」との建具の構成による熱貫流率の比較（サーモスⅡ-H＋高断熱複層ガラス：2.33W/(㎡・K)、シンフォニー＋一般複層ガラス：3.49 W/(㎡・K)）
※2 「サーモスⅡ-H」を使った高断熱住宅と当社従来品「シンフォニー」を使った高断熱住宅の年間暖冷房負荷の比較
LIXILでは、今後もさらに「サーモスⅡ」の普及促進を図ることで、日本の住宅の断熱化を促進し、豊かで快適な住生活の未来に貢献していきます。
なお、1月29日（水）10：15～11：30、東京ビッグサイト 会議棟1階「レセプションホールA」にて表彰式が行われる予定です。また、本製品は1月29日（水）～31日（金）の期間、東京ビッグサイトにて開催される「ENEX2014-第 38 回地球環境とエネルギーの調和展-」アワードコーナーにて展示し、ご紹介いたします。
＜参考資料＞
■「サーモスⅡ」について
海に囲まれ湿気の多い日本において、耐候性が高く軽量で比較的お求めやすい価格のアルミサッシは、 昭和40年頃から急速に普及してきました。現在も、耐候性や扱いやすさ、アルミの質感が好まれて、全国で9割近くがアルミサッシ またはアルミと樹脂の複合サッシが使われています。一方で、住まいの省エネを考える際の最大の弱点が窓を中心とした開口部であると 言われており、冬は約60％が開口部から熱が逃げてしまっているとされています。物性的にアルミはガラスよりも熱伝導率が高く熱を通 しやすいために、窓の断熱性能をより高めるには、従来のアルミフレームを極限まで細くしてガラス面積を拡大することが理想でした。
LIXILでは、高い断熱性とすっきりとしたフレームデザインが特長の窓「サーモスⅡ」を2012年12月から全国で 発売しています。フレームラインを隠す「フレームイン構造」に加え、業界初のフレームと複層ガラスの一体化技術「スマートシナジー システム」【特許出願中】を採用しました。フレームの極小化とガラス面積の拡大を実現し、従来同様の価格帯で、ガラス面積を約15％ アップ※1。断熱性能を最大33％向上※2させました。シンプルなフォルムによる、外観も内観も美しいデザイン と高い眺望性も魅力の窓となっています。
※1 「サーモスⅡ-H」と当社従来品「シンフォニー」の縦すべり出し窓 （W640 mm×H1170mm）での比較
※2 「サーモスⅡ-H」と当社従来品「シンフォニー」との建具の構成による熱貫流率の比較 （サーモスⅡ-H＋高断熱複層ガラス：2.33W/(㎡･K）、シンフォニー＋一般複層ガラス：3.49 W/(㎡･K）)
今回、「サーモスⅡ」の断熱性と省エネ性能が高く評価され、「平成25年度省エネ大賞 （製品・ビジネスモデル部門）」での省エネルギーセンター会長賞受賞にいたりました。
■表彰式、および「ENEX2014」での展示・受賞者発表大会について
「平成25年度省エネ大賞」の表彰式は、1月29日（水）10：15より、東京ビッグサイト レセプション ホールAにて行われます。また受賞製品は、東京ビッグサイト 東3ホールで開催される「ENEX2014 -第 38 回地球環境とエネルギーの 調和展-」（主催：一般財団法人省エネルギーセンター）の会場内アワードコーナーにおいて、製品展示、及び受賞者による発表を行う 予定です。
表彰式： 2014年1月29日（水） 10：15～11：30
展示会期： 2014年1月29日（水）～31日（金）10：00～17：00
発表大会：
2014年1月29日（水） 13：00～17：00（予定）
2014年1月30日（木） 10：00～17：00（予定）
